GNドライブ展開図

ＭＵＧＥＮにかぎらず、創作活動において上手い具合に頭がゆるむ事はありませんか？

ＧＮ先行者は製作期間１ヶ月で作られた即席キャラであるにもかかわらず、
キャラクター性がすんなり馴染んだ珍しいケースとなりました。

もちろん、先行者とガンダムというネームバリューあっての賜物であることは確かです。

Ａｙｕｓｔａｔ氏がシルチョフ兄弟社様提供の素材を元に製作した元祖先行者。
私のお気に入りキャラですが、昨今の成熟したキャラと戦うにはやや厳しい。
それが先行者のキャラクターではあるものの、このまま埋もれるには惜しい。
なんとか再度日の目を見れないものか･･･と、かねてより考えていました。

機械物の製作に着手した私にとって、先行者が最優先候補となったのは自然な流れでした。

関節の稼動による体表の伸縮が無いので動かしやすい
鉈形状であるブレードのヒット音は、ファミコン「ＦＦ�V」のズトトトン！という攻撃音から着想を得た

機械という特性上、３Ｄモデルの関節制御がやりやすく、
ポージングやグラフィックの手直しに費やす時間も短く済みました。
ただ、両腕がブレードであるため、投げ技のバリエーションが乏しくなったのは残念な点です。

公開後はZ.A.I.氏のボイスパッチにも助けられ、多くの皆さんにユーモアを提供し、
念頭の目標であった「先行者に再び日を当てる」を無事成し遂げられました。

一歩間違うと世に出ていたかもしれないシリーズその１
「聖戦者パイオバイン」

余談ですが、本機は元祖先行者との共同戦線を想定して製作された面もあります。
本体がたおれても無限にエネルギーを供給し続けるタオシステム、
高出力だが活動限界のある擬似ＧＮドライブ。
この二つの力の合致こそ、（たいして強い訳ではないが）先行者の醍醐味といえるでしょう。

ＴＡＯ（タオ）システムとＧＮドライブ-Ｔ（タウ）、
この両者には奇妙な縁を感じてなりません。

一歩間違うと世に出ていたかもしれないシリーズその２
「先行者Ｆ９１」

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